調弦
チューナーといっても今回はオーディオではなく、弦楽器のチューナーの話。
メトロノームのお話の際に、チェロのレッスンを始めるにあたって揃えたものとして、チューナーも取り上げました。
現在だとスマートフォンのアプリから大陸製の安い製品まで、多種多様なチューナーが手に入ります。機能的にも十分。KORGのデジタルチューナーが「鉄板のチョイス」でしょうか。新品で手に入るチューナー、調べるとほとんどがデジタル表示。メーター式?のものも針部分が液晶表示だったり、針があって液晶表示もあるハイブリッドなもの(KORG OT-120)だったり。
学生時代は同じKORGでもアナログメーターのみのものを使っていました。
「アナログチューナーで調弦したい」
アナログチューナー、針式のメーターで調弦したい!と思い、オークションサイト等で探して見つけたのがこちら。
KORG アコースティック チューナー AT-1AC
内照式で光る!
これですよ、これ。いつ頃の製品でしょうか。オーケストラで使っていた機種よりも機能が簡略化されていますが、この石目調のスウェードっぽい塗装とか20年前のKORG製品そのものです。
懐かしの9Vの角型電池を使います。このチューナー用に買って、まだ売っていたことを知りました。
この繊細な針式のメーターで442KHzのA音から順に4つの弦のチューニングを合わせると不思議と気持ちが落ち着きます。チェロの練習の前のコンディションを整える儀式のようなものでしょうか。