チェロが良く鳴るようになった
前回レッスン後に先生に楽器の調整までしていただき、楽器自体も以前よりさらに“良く鳴る”ようになりました。
具体的にはチェロを弾いていて、f字孔を通じてチェロの響きが前面へ出るのを体感できるようになったのです。
良く鳴るチェロの悩み、ウルフトーン
A線とD線をエヴァ・ピラッツィに変えた際、直後にD線でウルフが出ましたが、翌日には収まっていました。しかし、調整後D線・G線のE-F間でウルフトーンが発生するようです。
これは、“楽器がよく鳴るようになった副作用”だと思い、ウルフ・キラーを購入してウルフを低減することを画策します。
ゴムレスのウルフキラー
学生時代に所有していた楽器にもウルフキラーをつけていました。真鍮製の円筒形でゴムが入っているものです。ウルフキラーといえばこれ、という形のやつ。
今回はボタン型のゴムレスウルフキラーを購入してみました。
ネジ式になっており、駒とテールピースの間のG線に取り付けます。ゴムが内蔵されているものよりセッティングがシビアかもしれません。いちばんウルフトーンが低減される位置を探して取り付けます。
見た目も真鍮のボタンのようで、ゴールドのワンポイントがイイ感じです。
ウルフトーンもかなり抑えられました。
ゴムを内蔵しているものに比べ、低減効果は薄いといわれているこの形式ですが、今のところ低減効果は十分、響きにも影響がないです。
時間の経過で楽器の状態が変わり、ウルフトーンが出る位置も変化していくといわれます。しばらくこのウルフキラーで様子を見ていこうと思います。