レッスンの密度と情報量が増えたのでレッスン忘備録も2回に分けました。
②はバッハ無伴奏編。
やはり楽譜の音程は出せるが、音楽にするための訓練が必要なようです。
4小節毎のフレージング、歌う音はどこか、楽曲の中でどういう位置付けなのか…楽曲全体の完成形をイメージしながら弾く必要があります。もちろん、そのための表現の技術の習得も。
レッスン忘備録 (無伴奏チェロ組曲)
【Bach Six Suites】
BWV 1007 Suite Ⅰ Menuet Ⅰ
・ウェルナーでしっかりボジションを習得した成果が出ています。
・音程は問題ないので、音楽的な部分、表現をつけていきましょう。
・最初のGは「響かせる」。通奏低音としてのGだと思って。
・3音目のBは低めに。ト長調のB音(ソシレのシ)は低めに取る。
・4小節・4小節のフレージング。4小節目の重音に向かって進む感じで。
・8小節目の四分音符3音の弾き方。
・9小節目、3ポジへの移動は親指を先に動かす。待つくらいで良い。
・12小節目A、16小節目Eは歌う。
・16小節目の後半からはcoda。
・22小節目後半の8部音符はひと音ごとに「歌う」
BWV 1007 Suite Ⅰ Menuet Ⅱ
・Menuet Ⅱ は暗め、弱め。
・2小節ごとのフレーズを意識する。
・9小節目、8部音符はひと音ごとに「歌う」
次回
【Werner】
第五ポジション
p72
・ハ音記号の練習。
・2段目と3段目の間が「ハイポジションの分水嶺」です
・4の指は使わない。楽譜の音と指を一致させる。
p73 Andantino
・1・2・3の指、一音、半音の位置関係をしっかり身につける
【Schroeder】
No.32/ Dotzauer, Op.120,No.3
・レガートなボウイングを意識して弾く
・左指は高く上げない
【Bach Six Suites】
BWV 1007 Suite Ⅰ Menuet Ⅰ・Ⅱ
・通して弾いてみましょう。