モトアザブ退屈日記

日々のモノ・コト・忘備録。クルマ、時計、オーディオとか骨董とか。

チェロレッスン 16回目 ①WernerとSchroeder編

16回目のチェロレッスンでした。

シュレーダーの34番(Dotzauer, Op.120,No.5)は重音特訓曲。無伴奏も重音が出てくるので重点的に練習・・・というか、重音むずかしい!

 

youtu.be

チェリストAlexandra Moiseeva の動画。美しい重音。重音でビブラート。こんなふうに弾けるようになりたい。

 

重音がカッコよく弾けない

最初は重音がなかなか音になりませんでした。正しい運指(左手)、正しいボウイング(右手)でないと美しい重音が響きません。

まずは開放弦で隣り合う弦同士を2弦ずつ弾きます。C/G、G/D、D/A。5度の重音。響きを殺さず、一定に。余計な力はかけない。

左手で音程をとりだすと、途端に重音が崩れてしまいます。どうも左手の指の形が悪いと隣の弦に指がかかってしまい、響きを殺してしまうらしい。

重音のために、と左指に力が入り、指に力が入り、つぶれた形になってしまう。

 

とにかく「脱力」

右手も左手も、とにかく脱力。

左手の指の形をつぶさないため、弓を持つ手に余計な力を入れないため。

【右手】

・弓を押さえつけると響きが出ない。重音だと特に。

・弓を持つ手は「ふんわり」と、くらいで良い。マシュマロを掴むくらい。

【左手】

・弦を押さえる指は意識して「立てる」

・左手親指は浅めに。これも力を入れない。

 

今回のレッスンで数々の指導を受けて、なるほど、その場で重音が弾きやすくなる!練習でいかに「余計な力」を使っていたかがわかります。

プロでも重音では余計な力が入ってしまうそうで、先生も重音がある譜面では「脱力」を意識するのだそう。

 

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レッスン忘備録 (WernerとSchroeder)

【4オクターブのスケール】からスタート。

 左手の形は安定してできてきているので、ボウイングをステップアップしていきましょう。

 ・弓は「体幹」で弾く。腕で弾かない。

 ・インナーマッスルを使って弾くと音(の響き)が変わります。響きに違いが出る。

 

【Werner】

 p75 Allegro・・・完了

   ・アウフタクトは「体幹で弾く」ことを意識する。腕で弾かない。

 

【Schroeder】

 No.34/ Dotzauer, Op.120,No.5・・・完了

 ・一の指(B)はアンカー。離さないで弾くことで音程が狂わない。

 

次回

 

【Werner】

 p77

 ・第6ポジション。

 ・全音と半音の違いを身につけましょう。

 ・左手中指の自由度を上げましょう。そのために脱力。

 

【Schroeder】

 No.35/ Dotzauer, Op.120,No.6

 ・弓先指定ですが、弓の中間よりちょっと先くらいで弾いていきましょう。

 

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