モトアザブ退屈日記

日々のモノ・コト・忘備録。クルマ、時計、オーディオとか骨董とか。

チェロレッスン 24回目 ②チェロソナタ編

チェロレッスン24回目の後半、ブラームス チェロソナタ第1番ホ短調編です。

今日は第一楽章の後半、再現部からの譜読みです。

ピアノ伴奏部分を先生のチェロが弾いて二重奏で合わせていきます。なんだか贅沢。

 

 

 最初の譜読みの際のレッスン音声。譜読みに必死な感じの演奏、音程も微妙です・・・でも伴奏と合わせるのは楽しい。

 

「かなり弾けてきているのでさらに上を目指していきましょう。」ということで、曲作りを意識した演奏法の指導が多くなりました。

 

”先を見通したフレージング”を意識しましょう。

・[9]の5小節目のスラーの切れ目にブレス

・2段目、ハ音記号の上昇音型は「指板を強く抑えすぎない」フワッと

・[10]の後半から[11]にかけてのハイポジは「ガシガシ音」が出るくらいの強目で。

・[11]の4小節目のアウフタクト、盛り上がりと同時に 冷静な弓の配分 を意識する。

・下から3段目の「一番高い音(E)」はH音(1)から3の指に「伸びます」。E音を3の指で取ったら他の指は離して、いいビブラートをかけましょう。

・下から3段目のターンは親指を離すポジション。

・下から3段目、重音の部分。拍はしっかり「数える」。ピアノに頼らない こと。(ここでよく崩れますw)

・P3 最後の段の最終小節は「ため息のように」

・[12]の3段目、2小節目のアウフタクトはしっかり「弓元から」

・P4 下から2段目の4小節目「ロマン派の半音はすごく大切」です。移動したのをしっかり強調しましょう。松葉(<>)含めてしっかり歌う

・最後のフェルマータはピアノと呼吸を合わせる

 

「じゃあ、少し遡ってみましょう」と [6] から。

 

・ハイポジションF→Dに「飛ぶ」ところ(4段目2小節目のアウフタクトから)は、親指ポジションできちんと「音が取れます」。飛ばなくてよいです。

・その後の音も親指ポジションの守備範囲なのでちゃんと音がとれるはずです。

・本番はどうしても「3の指で飛ばそう」としますが、そこは メンタルを鍛えて ください。

・5段目(この曲の「難所」) 下のFをしっかり弾く方 がカッコイイです。

・[7]の ff は 「べたーっと」弾き切る。力を抜かない。

・下から4段目の最後の小節から急に歌う感じで。イメージはTVカメラが急にチェロにスイッチングする感じです。

再現部([9])の前のフレーズは大切なところ(ディミニエンドの部分)です。しっかり作り込んでいきましょう。

・「これでもか」というくらいエグいくらいで弾いてください。楽しみにしてます。

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演奏法を身につけながら曲作りをしていく過程が愉しいです。たくさん練習していきます。

 

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