いわゆる黒電話です。
1950年(昭和25年)に電気通信省によって制式化、1952年(昭和27年)に提供開始。
4号電話機よりシンプルな姿形になった「600形」の制式化・提供が1963年(昭和38年)だそうですから、それより前の製造。半世紀前の電話機です。
現在の富士通、富士通信機製造製のものです。
ダイヤル下に富士通信機製造のマーク。
モジュラージャックに変換してIP電話として使っています。
ちゃんと通話できるのすごい。
機構が単純ですし官制品ですから丈夫なのでしょう。
ベルの音は大きめ。昔の刑事ドラマや映画に出てくるアレです。
本体・受話器ともベークライトでできているのでずっしりと重いです。長電話は無理。
この形が好きで、古道具屋さんやジャンク屋さんで探していました。
裏には備品シールが。
母校の放出品だったので即入手しました。
テープレコーダーと一緒にラックに置いているのですが、
あらためて見ると身代金誘拐の逆探知シーンのようです。