モトアザブ退屈日記

日々のモノ・コト・忘備録。クルマ、時計、オーディオとか骨董とか。

Marantz Model 3300 ① 購入編

70’sビンテージオーディオの世界

「ビンテージ・オーディオ」という趣味の世界がある。

すでに、91年製SONYのESシリーズのプリメインアンプを持っているので「入場券」くらいは持っていることになるだろうか。

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ハードオフ(以下ドフ)やヤフオク(以下オク)で60年代からせいぜい80年代のオーディオを集める。

だいたいが、”ジャンク品”で手に入れて、自分で直す!という腕に覚えのある漢の道的レストア道。

電気部品、機器等の知識も中学の技術科で止まっており、大学は理系といえども建築だし、チェロひいてばっかだったし電気工学的な知識と半田付けは中学時代で止まっている。電工少年ではなかったので、いきなりジャンクを買って再生など烏滸がましく、諸先輩の再生ブログを楽しく拝見していたのですよ、このところ。

楽しそうだな〜古くていいオーディオ機器、なにより真面目に作っていそうだし、物量も(直接音質には関係なくとも)奢られていて、結果丈夫で整備性の良い個体が多いのではないか?。ドフでもジャンク品コーナーは素人がよると火傷するぜ的な雰囲気がぷんぷんするので、いちおう動品のコーナーを巡回中に見つけてしまったのです。

 

コントロール・ステレオ・コンソール

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Marantz Model 3300 Control Stereo Console

いわゆるプリアンプとかコントロールアンプと言われる種類。

1972年の定価が195,000円って1$=360円時代の価格だからか、非常に高価な舶来品。高級機だったのだろう。

そんな高級舶来品、純アメリカ製のマランツ

”PRECISION CRAFTED IN U.S.A.”

と誇らしげにプリントされ、

"marantz SUN VALLEY CALIFORNIA"

と書かれたプレートにはシリアルが打たれている。

ドフで66,000円。高いかも?と思ったけど、オクの実績でも稼働品はそこそこ高値で売られてるし、完動品で保証も効く、何よりフェイスパネルのデザインが素晴らしい。というので持って帰ってきました。

あぁ、オーディオ沼。